メンタル強化

ポジティブシンキングは意味ない、むしろ逆効果説

気分が落ち込んだとき、目標に向かって頑張ろうとしてとき、ポジティブシンキングをしようとしてみたことは誰にでもあると思います。

自己啓発本やビジネス本でも、ポジティブシンキングを題材にしたものが無数に存在します。

そんなとても有名な心理テクニックであるポジティブシンキングですが、実は意味がない、そればかりかむしろ逆効果なのではないか?という研究がたくさん存在するのです。

今回はそんな『ポジティブシンキングの意味がない、むしろ逆効果』だった4つの研究を紹介していきます。

ポジティブシンキングが無意味なケース①『ダイエット』

1991年に行われた研究で、肥満傾向にある女性を対象にした実験。

半数の対象者には

完全にダイエットに成功した自分』をイメージしてもらい、残りの半数には

食べ過ぎてしまっている自分』を想像してもらいました。

そして1年後に再調査を行なったところ、『完全にダイエットに成功した自分』をイメージした人ほど、ダイエットに失敗する確率が高いことが明らかになったのです。

ポジティブシンキングが無意味なケース②『恋愛』

次は2003年、学生を対象に行われた研究。

対象者の半数には

自分が好意を持っている人とデートをする』というような自分の理想をイメージしてもらい、もう半数には

告白したらフラれるかもしれない」というような、ネガティヴな想像をしてもらいました。

そしてその5ヵ月後に再調査をしたところ、ネガティヴな想像をした学生の方が恋愛の成功率が高かったのです。

ポジティブシンキングが無意味なケース③『学業』

ポジティブシンキングは学校でもよく使わているかと思いますが、こんな研究もあります。

83人の学生を対象に、卒業後の自分のキャリアをポジティブにイメージしてもらったところ、その2年後の再調査では、他の学生に比べて出席率が低くて成績も悪かったそうです。

ポジティブシンキングが無意味なケース④『リハビリ』

最後は2014年の研究で、関節の手術をしたお年寄りを対象に、『回復して、運動できるようになった自分』などのポジティブな想像をしてもらったところ、やはりリハビリが遅くなり回復が遅れてしまったそう…

ポジティブシンキングが無意味なケース【まとめ】

ポジティブシンキングの意味がなかった、むしろ悪影響だったケースを紹介しましたが、いかがだったでしょうか。

ポジティブシンキングは万能ではない、ということを感じたかと思います。

実際に、『ポジティブシンキングを考え直す』の著者で、研究にも多数携わった、ガブリエル・エッディンゲン博士は

どの角度からの調査でも、古い心理学や自己啓発の教えが間違いであると分かった。

ポジティブシンキングは必ずしも役に立つとは限らない

ただ単にポジティブに考えるというだけでは効果がない

と、まとめています。

ではどうしたらポジティブシンキングは効果を発揮して、どの場面で役に立つのか…という話はまた次回、お話しします。

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参考文献

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