ボディメイク

体幹トレーニングって効果あるの?

ここ数年、体幹トレーニングが急速に浸透しているように感じます。

普段筋トレをしない人でも、

「とりあえず体幹は鍛えた方が良いらしいから鍛えておこう。」

と、テレビなどでよく見る体幹トレーニングを真似て行なっている人もいるのではないでようか。

ですが、体幹トレーニングの効果を実感できていますか?

また体幹トレーニングに過剰な期待をしてはいませんか?

今回は『体幹トレーニングは本当に効果があるのか』というお話をしていきます。

体幹を鍛える本当のメリットは?

体幹とは、腕・足・首を除いた胴体の部分を指します。

ちなみに『体幹=インナーマッスル』というのは間違いで、体幹は腹筋など皮膚に近い外側の筋肉も含むのに対して、インナーマッスルは文字通り体の深部にある小さな筋肉のことを指します。

体幹を鍛えることで

・姿勢が良くなる

・背骨や腰椎などへの負担を軽減し、腰痛予防になる。

・筋量が増えて代謝が上がり、痩せやすい体になる

といったメリットがあります。

なので体幹を鍛えること自体には効果があると言えるでしょう。

正しい体幹トレーニング

では体幹を鍛えるにあたって、どんなトレーニングが有効なのでしょうか。

16人の被験者を対象に

・重り有りのスクワット

・重り有りのデッドリフト

・重りなしのスクワット

・重りなしのデッドリフト

・体幹を鍛えるのに特化しているとされるトレーニング(サイドエルボーブリッジ)

を行なってもらったところ、

重り有りのスクワット、デッドリフトは体幹トレーニングと同等またはそれ以上の効果がある

ということが分かりました。

さらに、過去3000件のデータをまとめた南フロリダ大学の実験でも、

・シットアップ(上体起こし)やクランチ、プランクといった、体幹トレーニングの代表的なものも、フリーウェイトトレーニングには劣る

・バランスボールなど器具を使ったトレーニングもさほど効果がない

という結果となりました。

逆に重りを使ったスクワット、デッドリフト、ショルダープレスが、体幹を鍛えるのに有効とのこと。

研究者も

体幹を鍛えたいのなら、フリーウェイトを使った筋トレをする方が効率的に鍛えられるだろう

と結論付けています。

なんで体幹トレーニングが流行ったのか

ご存知の通り、テレビや本、SNSなどでやたらと体幹トレーニングが推されていますが、やはり『手軽』であるがゆえに流行っているのではないでしょうか。

例えば、バランスボールを使ったトレーニングはテレビを見ながらでもできますし、プランクは人1人分寝れるスペースがあれば簡単にできます。

もしも、「体幹を鍛えるにはフリーウェイトトレーニングが効果的です。」

と紹介されていたら、ここまでの体幹トレーニングブームは来ていなかったでしょうね。

【体幹トレーニング】まとめ

体幹トレーニングと一般に呼ばれるものは、効果が薄い

・バランスボールなどの器具も期待薄

・体幹を鍛えたいのならば、重りを使ったトレーニング(フリーウェイトトレーニング)をすべし

もちろん、一般的な体幹トレーニングも効果はあるのですが、より効率的に体幹を鍛えたいのなら重りを使った筋トレをおすすめします。

参考文献